【保存版】元人事が服装自由の面接で何を着れば良いのかを徹底解説

「服装自由」と指定されたけど、どんな服をきたらいいの?
本当に私服でも評価が下がらないの?
こんな疑問にお答えします。
服装自由の面接で「何着たら良いの...?」と頭を悩ませたことはありませんか?
マナー違反はしたくないけれど、何が正しいのかわからない...。悩みますよね。
そこで今回、服装自由の面接を担当していた筆者が、「服装自由の面接何着たらいいの?」問題について徹底解説します。
就活を始めたばかりの初心者も、この記事を読めば就職活動の服装についてマスターできるはずです。
(※この記事は約7分で読み終わります。)
なぜ服装自由と指定してくる?
まず、服装自由を指定してくる会社側の狙いについて考えてみましょう。
相手の立場から狙いを考えれば、こちらの対応策も変わってくるはずです。
①リクルートスーツは窮屈という話
就活の基本は、リクルートスーツ。
どんな着方をするべきなのか、色や髪型などマナーで縛られまくってますよね。
でも、それはとても窮屈。そう感じているのは、就活生だけではありません。
企業側も、全員同じような服装と髪型をしている就活生をみて、個性を感じにくくなっています。
ありのままの姿を見たい
そんな企業が、服装自由の面接を開催しているのです。
普段遊びに行ったり、学校に通っている時と近い姿を見たいと思っている企業は、年々増加しています。
自分を繕ったり、いい顔を見せようと作り込んだ姿よりも、ありのままの姿が見たい。
そう考える企業は増えてきています。企業側はありのままの、飾らないあなたをみたいのです。
②社風がラフだから
ベンチャー企業などであれば、そもそもスーツを着る文化がないからそれに合わせているだけ。という場合もあります。
普段の業務でスーツを着ていないなら、わざわざ就活生にスーツを着てもらう必要はなく、企業側からすると「自由な働き方」を表現するブランディングにもなります。
自由でラフな社風を売りにしている企業からすると、服装自由の面接は、その魅力を直に就活生に味わってもう機会です。
「いまどきの働き方ができます」というアピールでもあるのです。
③たくさんの人に参加してほしい
服装自由の面接や説明会をする企業が増えてきたと言っても、まだまだ少数派であることは間違いありません。
だからこそ、「服装自由」というワードは目立ちます。目立つということは、企業の名前を広げるきっかけになるのです。
せっかくお金をかけて採用を行うのですから、たくさんの就活生に参加して欲しいと考えるのは当然のこと。「面接の服装自由」を1つの売りにして、企業の宣伝に使うという考え方も頷けます。
特に、創業してから歴史の浅い企業では名前をしってもらうことから始めるので、そう言った狙いで採用活動を行なっているケースもあります。
「服装自由」の面接では、何を着るべき??
ここからは本題に入ります。
もし、面接で「服装自由」をしてされたら何をきていけばいいのでしょうか?
カジュアルな私服なのか、普段より綺麗目な服なのか、はたまたスーツなのか...。
相手を知ったところで、その意図を汲み取った服装を心がけていきましょう!
①迷ったらスーツ
何をきていけばわからない場合は、とりあえずスーツで間違いないです。
服装自由と言っても、企業やお硬い業種はスーツをきていった方がいい場合もあります。
服装自由と言いながらも、企業の中では、「この職種ならスーツで当たり前でしょ」と考えている企業もあります。銀行や商社、先輩社員が毎日ビシッとスーツで決めている企業にはスーツが適切かもしれません。
この業種、この企業だからスーツと断言することはできませんが、企業側の雰囲気を考え、自分がその企業の社員だった場合、就活生にどんな服装できてほしいか。そこを考えると最適な服装が導き出せるはずです。
②ベンチャー企業やスーツ以外はオフィスカジュアル
オフィスカジュアルとは、職場にきていくことを意識した、綺麗目カジュアルな仕事着。シャツやブラウス・ジャケットやスラックスなど、やや綺麗目な服装のことを差します。
企業によって意識している度合いは違いますが、相手に失礼のない服装を選ぶのであればオフィスカジュアルが鉄則でしょう。
学生っぽさもカバーされるので、企業側の第一印象もよくなるかもしれません。
③「私服歓迎!」なら私服
説明会の案内メールやサイトで「ぜひ私服でお越しください!」「私服歓迎!」などと書いてある場合。
これは、普段通りの私服で参加することをおすすめします。私服でリラックスして、飾らないあなたの姿をみたいと考えているということなので、素直に受け取りましょう。
周りがスーツばかりの中、自分一人だけ私服の状態も辛いですが、その反対も辛いです。企業からの文面はあまり勘ぐりすぎずに、素直に受け取って構わないと思います。
どうしてもわからない場合は、直接確認!
いろいろ考えた結果、「やっぱり...わからない!!」となった場合は、企業に直接連絡して確認するのも1つの手です。
当日まで服装のことについて悩み、なんとなく不安なまま面接に望むより、自信を持って、自分自身をアピールできる人の方が魅力的に見えます。精神的な負担も減るので、思い切って確認してることをおすすめします。
わからないことを聞かない方が評価が下がる
そんなことを質問していんだろうか?と思うかもしれませんが、意外とフランクに対応してくれる場合が多いです。
仕事の進め方の基本で、「徹底的に相手の期待値を確認する」というものがあります。相手が自分達に期待してるところをしっかり確認できるというアピールになるかもしれません。
「当たり前」感覚を大切に。
最後に。元も子もないようですが、服装自由と書かれている時点で明確な正解はないです。ここで大切になってくるのが、「当たり前」感覚。
自分が相手の立場になって、「この服装でくるのが一番ベターだな」と思う服装を考えることが大切です。個性を出そうとしすぎて、あまりに場違いな服装をすることは好ましくないので、自分の「当たり前」感覚を大切にしましょう!
あとは、迷ったら直接企業に確認です!
第一印象は大切という話
ここまで『服装自由』のとき、何を着ればいいのかを解説してきました。
- 迷ったらスーツ
- ベンチャー企業やスーツ以外指定ならオフイスカジュアル
- 「私服歓迎!」なら私服
- わからない時は直接確認!
こちらが今回解説した内容になっています。
ここでのキーワードは『第一印象』です。
第一印象は出会って3~5秒で視覚(見た目)と聴覚(声)で約8割が決まってしまいます。
適切な第一印象の作り方を解説した記事があるので参考にしてみてください。