【自己分析】就活におすすめの効果的な自己分析3ステップとは?

自己分析って何したらいいの?
やり方も目的もいまいちわからない…。
こんな疑問にお答えします。
就職活動をするときに必ず通る道が「自己分析」。
就職活動。いや、人生において自分を徹底的に振り返り、本当にやりたいことを見つけることは重要です。
しかし、この自己分析をないがしろにしてしまっている就活生が多いのも事実。
納得感を持って就活をするにはこの「自己分析」が欠かせません。この記事では、効率的な自己分析の方法についてお伝えします!
(※この記事は約8分で読み終わります。)
自己分析の目的を決めよう。
自己分析をする前に、まずは「なんのためにするのか」目的を決めなければなりません。
自己分析の目的についてこちらの記事で解説しているので参考にしてください。まとめると次の2つになります。
- 企業・業界選びを可能にすること
- 面接官に自分のことを話せるようにすること
自己分析の3ステップ
早速自己分析の3ステップについて解説します!
- 人生グラフを書く。
- 「Why. What. How」を繰り返す。
- 自分の価値観を徹底分析。
1つ1つ解説していきますね。
①人生グラフを書く。
皆さんは「人生グラフ」(モチベーショングラフ)を書いたことがありますか?
人生グラフとは、自分が人生のどの瞬間に「喜びを感じたのか」反対に「悲しみを感じたのか」をグラフ化することで、自分の性格や価値観を測定するという手法です。
自己分析とはアウトプットのためのもの
そもそも自己分析とは、過去の出来事を分析して自分の考え方や価値観をアウトプットする作業のことを指します。その第一歩として、人生グラフを書くことは非常に有効です。
下に人生グラフの実例を載せます。

これは僕が生まれてから就職活動を始めるまでに置きた出来事をグラフにしたものです。こんな具合で自分の人生に影響したな〜と思う出来事と、その時のモチベーションを書き出していきます。
②「Why. What. How」を繰り返す。
①の出来事からなぜ「モチベーションが上がったのか」「下がったのか」を深ぼりしていきます
深ぼる方法は、以下の質問を繰り返すことです。
- Why:なぜこの出来事がモチベーションに影響を与えたのか。
- What:この出来事を通して自分は何を思ったか?
- How:その結果どうなったか?どう自分の価値観に影響しているのか。
1つ1つの出来事においてこの質問に答えることで、過去の出来事が自分の価値観に与えている影響を分析することができます。試しに僕の出来事の1つについてこの質問を投げかけてみました。
自己分析の例:バレーボール部に入部し、めっちゃ楽しい!
- 【Why】
初めて入ったクラブ活動で、運動が楽しかった。一緒にバレーをする先輩が面白くて尊敬できる人ばかりだった。 - 【What】
スポーツをするのが好きだ!他の時間を削ってでもスポーツに打ち込むことができる!大人になってもずっとスポーツは続けたい。 - 【How】
高校・大学とずっと体育会の部活に所属し、キャプテンを務める。勝負に勝子ために準備すること。人に教えることの面白さを実感し、社会人になっても筋トレやスポーツ団体に所属してスポーツをする!
ここからわかることは、
- 自分はスポーツが好きである。
- 何かリフレッシュする時は体を動かすと良さそう。
- 人に教える仕事が向いているのかもしれない。
- やりがいのあることには時間を忘れて没頭できる。
などでしょうか。
価値観を見つけること
これだけでもどんな企業に勤めたら楽しく働けそうか、なんとなく見えてきますね!
このように、自分の過去の出来事を見つけて、それについて深ぼっていくことで「自分の価値観」が見えてきます。
価値観は就職活動中にも変わっていくものなので、定期的にこの見直しをしたいところです。
面接官もこの視点で質問してくる
余談ですが、面接官もあなたの経験からあなたという人を見る時、上の3つの観点から分析していきます。
つまり、自己分析をすることで面接対策にもなるのです!
これは自己分析をしない手はありませんね。しっかりを過去を振り返り、自分を分析している就活生は、どんな面接でも怖いものなしだと思います。
また、自分に自信を持って面接に臨こともできるので、面接官からの印象もよくなること間違いなしです。
③自分の価値観を徹底分析。
ここまで自己分析ができたら、最後は「仕事選び」の段階です。自分の価値観からどのような仕事についた時自分は幸せになれるのか。以下の項目を参考に分析してみてください!
コツは、「なぜ?」を繰り返すことです。最低でも1つの項目に関して3回は繰り返したいですね。
・自分はどんな“時”に「熱量」を発揮するのか?
→どんな仕事内容だと熱量を持って取り組めそうなのか?(職種決定)
・自分はどんな“環境”に対して「熱量」を発揮するのか。
→どんな職場環境だと力を発揮できそうなのか?(企業選びの軸)
・自分はどんな“人”と関わることで「熱量」を発揮するのか?
→どんな上司や同僚がいると、楽しく働けそうなのか?(社員の特徴)
・自分はどんな事に対して本気になれる人物なのか?
→自分の得意を見出してESや面接で伝える!(長所を知る)
・自分はどんな時にやる気をなくしてしまうのか?
→自分の弱みを見出してESや面接で伝える!(短所を知る)
まとめ:自己分析の目的を再確認しよう。
効率的な自己分析の3ステップをまとめると、
- 人生グラフを書く。
- 「Why. What. How」を繰り返す。
- 自分の価値観を徹底分析。
です。また、自己分析の目的は、
- 企業・業界選びを可能にすること
- 面接官に自分のことを話せるようにすること
でした。
簡単な3ステップでご紹介しましたが、実際にやってみると時間もかかるし、案外めんどくさい作業かもしれません。
しかし、この自己分析をする事で「目的を持った、納得感のある就活」を進めることができます。面接対策にもなるので一石二鳥ですしね!
冒頭でもありましたが、自己分析の目的について詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてみてください。
目的を常に意識しよう
自己分析の目的は「企業選びの軸を見つけること」と「自分のことを理解することで面接官に自分を伝えられるようになること」の2つです。
つまり自己分析を通して、「自分が幸せに働ける企業への道しるべ」を作る。これが就職活動の第一歩となります。
ちなみに「企業選びの軸」ですが、以下の5軸に着目すると見えてくるものがあると思います。
- お金:どのくらいの給料が欲しいのか
- 承認欲求:社会的地位を求めるのか
- 自分の時間(休日の日数や残業時間):どれくらい働きたいのか
- 人間関係:どんな人と働きたいのか・働きたくないのか
- やりがい:自分のやりたいことはなんなのか
どれだけの給料が欲しいのか、大企業に入社してネームバリューを掲げたいのか、残業はどの程度許せるのか、どんな人と働きたいのか、仕事内容ににやりがいを求めるのか。それらをぜひ考え抜いてください。
そうすることで、自分で考え抜いて選んだ企業に就職することができ、入社してから迷うことなく働き、幸せな人生を送れるはずです!
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下の記事におすすめの就活エージェントをまとめたので、参考にしてください。