自己分析とは何かと具体的方法の3つのコツ!

効率的な自己分析、教えます!
あなたの時間を無駄にしないためにも、この記事で自己分析の3つコツを掴んで、効率よく自己分析を進めましょう!
(※この記事は約8分で読み終わります。)
そもそも自己分析とは何か?
そもそも、自己分析とは「自分のこと分析すること」です。
しかし、「自分をのこと分析すること」って非常に曖昧な言葉ですよね。
なぜなら、自分のことを分析する方法と言われてもどうすればいいのかわからないからです。
自己分析の定義
そこで、僕は自己分析をこう定義しています。
自己分析とは、過去の出来事から自分の考え方や価値観を導き出すこと。
大切なのは、「過去の自分から」という部分です。
将来自分がしたいことではなく、過去の自分から価値観を分析し、将来自分が何をすれば楽しいのかを導き出す作業が自己分析なのです。
タコわさ理論
突然ですが、「タコわさ理論」をご存知でしょうか?
前田裕二さんの著書『メモの魔力』で出てくる理論です。
簡単に説明すると、過去の経験からしか今の価値観は生まれない。
というものです。
小学生は「タコわさが好き」とは言わない
小学生を集めて「一番好きな食べ物はなに?」と聞くとどんな答えがかえってくるでしょうか?
ハンバーグ!とかアイス!とかかえってくるかも知れませんが、「タコわさ!」とかえってくることは多分ないですよね。(笑)
それはなぜか。
それは、小学生がタコわさを食べたことがないからです。
今現在の価値観を決めているのは過去の経験である可能性が高いのです。
楽しいと感じることの原点は過去にある可能性が高い
タコわさ理論によると、楽しいと感じることの価値観を見つけるの過去の体験を振り返ることが大切です。
ただし、経験を振り返って自分の価値観が見えなくても心配ありません。
それも自己分析の結果の1つとして考えられます。
この場合、自分の全く興味のない分野に視野を広げてみてください。
これから経験することに「本当に楽しい」と思える経験があると思います!
自己分析の3つのコツ
ここから本題の自己分析の3つのコツについてご紹介します。
ほとんどの就活生が「就活を始めるからとりあえず自己分析をしようかな」と、何気なく自己分析を始めると思いますが、絶対にやめましょう。
自分の過去のどの部分を分析して、どんな価値観を分析するのか。
道しるべがないと、暗闇の中でどこを目指したらいいかもわからず歩き続けるようなものです。
①自己分析の目的を把握すること
まず最初の自己分析のコツですが、自己分析をする目的をしっかりと把握した上で取り組むことです。
自己分析をしている人に「なんで自己分析をしているの?」と聞いても、答えられる人は多くありません。要は、とりあえず自己分析をしている状態です。
「どんな過去の出来事」から「どんな価値観」を導き出すのか。目的から逆算した行動を取ることで、無駄な時間を過ごさずに済みます。
どれだけ検討違いのことをしているか
筋トレに例えると分かりやすいかと思います。
筋トレをする時、腕の筋肉を鍛えたいのにスクワットをする人はいませんよね?誰が見てもおかしいです。
でも、何も目的を持たずに自己分析を始める人は、これと同じことをしています。
とりあえず小学生時代から振り返ってみて、思い出をひねり出して、その時の自分の考え方や価値観を分析してみる。
みたいな自己分析が、いかに非効率かお分かりいただけるのではないでしょうか?
自己分析の目的
自己分析の第一歩は、「自己分析とは何か」「自己分析をする目的は何か」を把握する事です。
自己分析の目的とは以下の2点です。
- 企業・業界選びを可能にすること
- 面接官に自分のことを話せるようにすること
こちらの記事にまとめているので参考にしてみてください。
まず自己分析によって得られることは「自分の考え」と「自分の価値観」の理解です。
人間って割とその場を乗り切って生きている生き物なので、自分はどんな人間なのか、どんな考えを持っているのか、どんな価値観を持っているのかを把握できてないんですよね。
だからこそ自己分析によってそれらを把握する。
把握することで、自分の価値観にあった企業・業界を定めることができますし、自分のことをエントリーシートや面接で伝えることができるのです。
②自己分析だけをしないこと。
就活は自己分析だけではありません。
SPI、業界分析、エントリーシート、面接対策などやることがたくさんあるなか、分析を進めて行かなければなりません。
自己分析は就活の始まりであり、就活全てであると言っても過言ではないのですが、
「自己分析をやるぞ!」と決意した時、「まあ、1日30分くらいでいっか」くらいのモチベーションの方がうまくいきます。
自己分析には終わりがない
自己分析は「ここまでやったら終了!」という明確な終わりがありません。やればやるほど、「企業選び」の軸や、「面接対策」の精度が上がっています。
そもそも、人間は変わる生き物なので、「就活を進めていく中で自分の考え方は変わっていきます」。
就活の最初に「自己分析を済ませたぞ!」としてもほとんど意味がありません。毎日30分ずつ自己分析していくほうが、効率よく自分を分析することができます。
▼就活全体に対して必要な、自己分析の考え方はこちら!
»【就活に必要な考え方】就活は「なぜ?」で全てが解決する。
③客観的な意見を取り入れること
3つ目のコツですが、自分の主観だけでなく、客観的な意見を取り入れつ自己分析を進めることです。
例えば、友達から、「〇〇さんって、意外と真面目だよね!」と言われて「意外だったの?」と思うことありませんか?
つまり、他人から「意外と◯◯だよね!」と言われて、自分が知らなかった自分の性格に気づくいたり、他の人から「そんな風にみられていたんだ」と気づくこと。ほとんどの人がそういった経験があると思います。
あなたの評価は相手が見て決める
このように他人からの視点を自己分析にも加えることによって、自己分析の精度が上がります。
自分の視点だけで自己分析をすると、「自分はこうありたい」という理想像に近づけてしまったり、途中で詰まってしまうことがあります。
自分の周りの人や、色々なサイトにある自己分析ツールを利用して、客観的な視点も持ちながら自己分析しましょう。
就活を有利に進めるためには?
ここまでをまとめると、効率的な自己分析のコツは
- 自己分析のコツを把握すること
- 自己分析だけをしないこと
- 客観的な意見を取り入れること
最後に、大切なことをお伝えします。
それは「就活全体の流れを頭で理解しておくこと」です。
あなたは、これから就活ですべき手順をすべて言うことができますか?
「自己分析をして、企業・業界研究をおこなって、自分のいきたい企業を選んで、説明会に参加して、そこで出会った企業の分析をして、ESを書いて、面接対策をして、、、、」
内定という明確なゴールに向かって効率よく時間を使えるように、就活の全体の流れを把握しておきましょう!
今後このサイトを読み進めて、参考にして頂き、あなたの就活の道しるべにしていただければ嬉しいです!
あなたの就活を応援しています!