優秀な話し手の特徴!ストレスを与えない話し方と構成の作り方

2020年5月9日

どれだけ話し方のテクニックを知っていても、「相手に聞いてもらえない」と意味がありません。

「話を聞いていて、なんか集中できない。。話し方が気になる。。」のような経験ありませんか?

聞き手は、「ストレスを感じている」状態と、「ストレスを感じていない」状態では全く理解度が違います。

そんな時って、全く相手の話の内容が入ってきませんよね。そんな状態に相手をしないためにも、「相手に聞いてもらえる話し方」を学びましょう!

それではいきましょう!

ストレスを与えない話し方とは?

聞き手がストレスを感じない話し方をできる人には共通の特徴があります。

それは、「話した内容をノートにとったら、そのまま綺麗な構成でノートが書ける」ことです。

文章構成が徹底的に作り込まれているから、誰が聞いても順を追って納得できる話し方になります。

話がいろんな方向に飛んでいる人の話しを聞いても、「結局何が言いたいんだ?」となりますよね?

つまり、ストレスを与えない話し方とは、「文章構成がしっかり組まれている」話し方です。

ストレスを感じる話し方とは?

ストレスを感じない話し方の逆で、「話を聞いて、Aさんが書くノートとBさんが書くノートの内容が違う」話し方です。

話の展開のなかで「目次」「題名」「内容」を聞き手が自分で整理しながら書いている状態です。

話の構成がよくわからない人の話を聞く気になりませんよね?
まして、新しい知識なんて入ってきません。

まさに、その状態です。

「ここだけは!」の一言が大切。

とっておきのフレーズは、「ここだけは!」です。
ストレスを感じさせず、聞き手の集中力を長持ちさせることができます。

聞き手は、話の途中、集中力が散漫になってきます。

学校の授業で「ここテストに出るぞー」と先生がいったら、「ここは聞かないと!」となりますよね。

ストレスを与えず、相手を引きつけ続ける話し方はとても大切です。

ストレスを与えない話し方の具体的手段

ここからは、ストレスを与えない話し方の具体的手段についてご説明します。

文章構成が練られた話し方とはどんな話し方なのか。

この手法を知っていれば話し方だけでなく、文章を書くときやスライドを作る時など、全てに応用できる手法です。

ぜひ覚えていきましょう!

CRECの法則

文章構成には便利なフレームワークがあります。それは、CRECの法則です。

別記事でもご紹介しているので参考にしてみてください。

簡単に説明すると「結論」⇨「事例」⇨「事例」⇨「結露」の順番で話を組み立てる方法です。

この文章構成にすると、たった4行でも相手に話が伝わるようになります。このブログでもCRECの法則をよく使っています。

段落ごとに分けて話す

話を段落に分けて話すことも大切です。

段落とは、「テーマ」と置き換えてもいいかもしれません。

「まず、Aについて話します。」
「次にBについて解説します。」
「最後にまとめます。」

のような言葉を挟むだけで相手の頭の中に、話の内容のフレームを作ることができます。

今日の話はどのテーマをどんな順番で話すのか。説明しておくだけで聞き手は全体像を把握でき、理解してもらいやすくなります。

実践すべきことは「台本作成」

ここまで、ストレスを与えない話し方をご紹介してきましたが、あなたがやるべきことは1つです。

それは、CRECの法則にそった『台本作成』です。

どんな人でも急に話が上手くなることはありません。

このブログや、Youtube、その他の媒体でどれだけ知識をインプットしても、話が上手くなることは難しいでしょう。

まずは、どんな母しでもいいので、「台本」を作成してみてください。
事実、話が上手い人は最初は「台本作成」をします。

日頃の会話を一度紙に書き出す

意外と、何を話しているのかわからない。
いろんな方向に話が飛んでいる。といった気付きを得られるはずです。

一度、紙に書き出してみると、次同じ話題になった時話し方が変わるはずです。

ここで一つ成功体験をつめば、あとは楽です
基本的には「CREC」の法則にそって話を組み立てればどんな話も伝わるようになります。

ここでやるかどうかで、あなたの今後の人生の話し方が変わるでしょう。

短い会話を書き出すのに10分だけ時間を取れば、毎日どんどん話し方が変わっていき、
いつの間にか「話がわかりやすい人」になっています。

頑張っていきましょう!