トークには台本がマスト!文章設計の重要性とまとめポイント

「あれも話せばよかったかな・・?」
「あの話の順番、いまいちだったな・・・」
「もっと上手い言い回しあったなー。」
プレゼンや会話をしたあと、このように考えてしまうことはありませんか?
原因は、話の「台本作成」をしていないからかもしれません。
この記事を読めば、抜け漏れなく伝える話し方を身に着けることができます!
それでは、いきましょう!
台本作成は話し方の基本
話をする時、上手い人は「センスがいいんだ」とか「コミュ力が違う」と思っていませんか?
彼らも、しっかりと台本を作ってトークをしています。
どんな話の順番で、伝えるべき情報を選んで相手にわかりやすく話す訓練をしています。
めんどくさそうに思える「台本作成」をやるかやらないか。
ここで「話し方のスキル」に大きな差が出ます。
めんどくささに一歩踏み出して、頑張っていきましょう!
設計の重要性
「トークの台本」は「家の設計図」と同じです。
家の形がわからない、材料もわからない状態で家を立てることはできません。
トークでも全く同じです。
「伝えたいこと」「組み立ての順番」「必要な材料」を事前に考えておくことで話が劇的に伝わりやすくなります。
具体的には10分のプレゼンに30~40分の台本作成時間を設定するといいでしょう。
台本作に使えるフレーム
つぎに、台本作りに使えるフレームをご紹介します。
- 聞き手の問題点
- メリット
- まとめ
この順番をフレームとして、台本を作成していきます。
1. 聞き手の問題点
まず、聞き手が抱えている「問題点」を洗い出します。
自分が提供できるもので、聞き手の何を解決できるのか。
どんな価値を提供出来るのかを考えます。
他人が話を聞こうと考える時は「話をきくメリットがある」と感じた時です。
もっというと、聞く前と聞いた後で「現状が改善される」場合です。
伝えたいことを明確にするためにも、まず、聞き手の問題点を洗い出しましょう。
2. メリット
つぎにメリットです。
自分の話をきくことで、どんなメリットがあるのか。
聞き手の何を「改善」できるのか。
ここを明確に決めます。聞き手がもっているたくさんの問題点に対して、全て解決できるわけではありません。
「自分ができる」ことは何かを明確にし、ピンポイントで伝える必要があります。
3. まとめ
最後にまとめです。
別の記事でご紹介している「BFAB話法」と「CREC法」でも出てきますが、基本的に話は「まとめ」でサンドイッチにします。
聞き手の脳内を話し手がまとめてあげることで、伝えたいことを脳内に残すことができます。
この手順を抜いてしまうと、時間がたったときに「何のはなしだっけ?」と忘られやすくなってしまいます。
手間のかかる作業ですが、必ず行いましょう。
まとめ
今回は、「トークの台本」の作り方についてお伝えしてきました。
- 台本作成は話し方の基本
- 台本作に使えるフレーム
これらの作業は一見めんどくさそうに感じますが、1度やってみると「話すときの景色」が全く違ってみえます。
ゲームのネタバレで最初から攻略法がわかっていて、考えずに進んでいくだけのような感覚です。
ぜひ一度ためしてみてください!