「働く意味」と「就職する意味」とは何なのか

2020年6月1日

働く意味、就職する意味に迷いますよね。。
わかります。

突然ですが、働く意味ってなんだと思いますか?就職活動をする中、

なんで働かなくちゃいけないんだ。いやだー、フリーターがいい。誰か養って。。。なんて気持ちになったり、

日本社会にいる限り、大学を出て、就職してが当たり前でしょ?
と考えて、社会のレールに乗ったまま何も考えず進んで行ってしまうこともあるのではないでしょうか?

この考え方だと、もはやレールを自分で進んでいくどころか、「動く歩道」に乗っているだけです。自分ですら進んでいなく、勝手に歩道が進んでいるだけになってしまいます。しかも、「死」という出口に向かって。

大学生活は自分の時間を好きに使って、授業にいくもよし、サボるもよし、次の日寝坊したって対して怒られないような生活だったため、社会にでることが憂鬱になることもあると思います。

わかります。ほとんどの大学生や、はたまた社会人になっても「働きたくない」と思っている人が大半です。

でも、少し勿体無いと思いませんか?資本主義社会にいる以上、お金は絶対必要で、何かしらの方法で稼がなければなりません。

その「稼ぐ」ことに人生の大半を費やすのですから、どうせなら楽しく、ワクワクしながら働いた方がいいですよね?

前置きが長くなってしまいましたが、今回は、「働くとは」どういうことなのか 。それに伴って「就職する意味」について書こうと思います。

あなたの、「働く」ことに対する価値観が変わってくれれば嬉しいです。

「働く」とは—お金をもらうために働くのではなく、働いたからお金がもらえる

結論からいうと、「働く」とは、誰かに「価値提供」をすることです。価値提供をした結果、その対価として「お金(給料)」をもらうことができるのです。

あなたの周りには、誰かから誰かに価値を提供されたものでいっぱいです。例えば、今あなたがこの記事を見ているパソコンや携帯。

携帯を作ろうと考えた人から、それを実行に移した人。何年もかけて試行錯誤を繰り返し、何百人という人が関わって作り上げた1つの携帯・パソコンを今あなたは持っています。

当然、それを買ったり、使ったりすることにお金を払っていますよね?

これが、価値提供することで、お金をいただいているということです。今、あなたは大学生なので、お金を払って何かを使わせてもらうことがほとんどかもしれません。

しかし、社会に出ると、立場が逆転します。あなたが誰かに価値を提供して、その結果、お金をいただけるようになります。

大学生のバイトはこれの縮小版みたいなものですが、責任と提供するものの大きさが全然違ってきます。

給料が高いということは、それだけの価値を提供しているということ

ところで、できることなら多くのお金をもらいたいですよね?給料が高い会社に勤めると、それだけ多くのお金を手にすることができます。

給料が高い会社は、なぜ多くの給料を社員に支払えるのでしょうか?今回の記事からもわかると思いますが、会社の利益に見あうだけの大きな価値を生み出しているからです。

社会に対して大きな価値を生み出しているからこそ、多くのお金をいただくことができています。

給料の高い会社に勤めて、多くのお金を給料としていただくということは、それだけ大きな価値を社会に提供する覚悟がいることになります。

日本では、社員は法律に守られているので、働かなかったからといって首になることはあまりありませんが、本当にワクワクしながら働いていくためには、それなりの覚悟を持って会社に勤めないと、すぐに楽しくなくなってしまいます。

なぜ企業に就職するのか

ここまで読んでくださったあなたは、「働く」とはどういうことなのか、お給料をいただくとはどういうことなのかについて、少し理解していただけたのではないでしょうか?

では、最後に「なぜ企業に就職するのか」について書き記していきたいと思います。

就職する意味とは、

  • あなたが提供したい価値を
  • それを提供している会社を選び
  • そこで社会に価値提供すること

です。少し難しいので言い換えると、

  • あなたがやりたいことをするために
  • それをすでにやっている(これからする)場所に行って
  • やりたいこと実現すること

となります。つまり、あなたの「やりたいこと=自己実現」をするための環境を選ぶのです。

ここで勘違いしがちなのが、

やりたいことなんてないから、お金だけ貰えばいい。という考え方です。もしその感覚で就職するのであれば、あなたの人生はあまり幸せにならないでしょう。不労所得として失業手当をもらって、家でのんびりと過ごしておいた方が幸せになると思います。

しかし、そんな生活はしたくないですよね?したくないのであれば、自分のことを振り返って、自分が楽しいと思えることを探して、それを実現できる環境を見つけるべきです。企業の規模に関わらず。

あなたが「働く」とは何かについて考え、残りの40年間をワクワクして「動く歩道」に乗ったまま死に向かって流されたくないのであれば、

しっかりと「自分のやりたいこと」をできる環境を選ばなければなりません。それは大企業かもしれませんし、数人のスタートアップ企業かもしれません。

企業の規模に関係なく、「あなたがしたいこと」を追求することによって、あなたの人生は輝いてきます。

この記事をみて、すこしでも「働く」ということについての認識が変わって貰えたらなら嬉しいです。

あなたの人生・就活がうまくいくことを祈っています。