新卒だけど仕事をやめたい人へ!退職すべきケースとその後のキャリア

2020年6月1日

新卒で仕事を辞めたくなっている人いるのではないでしょうか?

会社からのプレッシャーで押しつぶされしそうになったり、寝ても疲れが取れない、疲労が蓄積されていって毎日出勤が辛い。

大体の社会人は、「新人なんだから最初はそんなものだよ」とか「慣れたら大丈夫」と話します。

確かに、この辛い時期を乗り越えたら何かが変わるかもしれません。ですが精神面と体力的に乗り越えれるかどうか分からないまま、続けていくのはしんどいですよね。

どう乗り越えたら良いわからない…。何をしてもずっと仕事のことばかり考えてしまい寝ても疲れが取れなくて、精神的にも辛い…。

そんなあなたに、新卒で仕事を辞めたらどうなるのか。その後のキャリアなどをお伝えいたします!

どんな退職(辞めたい)理由が多い?

新卒で仕事を辞めたい理由は以下のような調査結果が出ています。

引用元:https://975mix.com/kyuujin/freeter-tensyoku/sinsotu-yametai/

第1位:人間関係

新卒で仕事を辞めたい理由の第1位は「人間関係」でした。

上司のパワハラや嫌味を言う同僚など、人間関係に精神的ストレスを感じてしまう方が多いようです。

同じ職場で働いていく以上、円滑な人間関係を築いておきたいところですが、自分だけでどうにかなる問題でもないので、人間関係は一番難しいところですね。

第2位:仕事内容

新卒で仕事を辞めたい理由の第2位は「仕事内容」でした。

入社前に期待していた仕事内容と違う。希望された部署に配属されない。業務内容の多さや残業時間が長いなど、入社前に期待していた働き方とのギャップで辞めたいと考えてしまう人が多いようです。

昨今では働き方改革が叫ばれ、「楽しく働ける!」「プライベートも充実!」のような広報で採用する企業が増えてきているため、新卒の方は今までの時代より大きなギャップを感じてしまうのかもしれません。

第3位:給料

新卒で仕事を辞めたい理由の第2位は「仕事内容」でした。

仕事の選び方によっては「手取り14万。ボーナスなし…。」なんてこともあります。「みなし残業代として給料に含まれており、残業代が出ない」なんてこともあり、貯金もできず、生きていくことに背一杯。

そんな生活となると辞めたくもなりますよね…。仕事内容に夢をみることもいいですが、自分の生活のことも考えて仕事を選ぶ必要がありそうですね。

新卒者が辞めたほうがいいケースは?|辞めるメリット

辞めることが必ずしも間違った選択にならないことはあります。辞めてもよいと考えられるケースをいくつかあげてみましょう。

  • 明らかな労働時時間超過
  • サービス残業など、労働時間に対して適切な給与が支払われない
  • 職場でのいじめやハラスメントがある
  • 心や体の健康が脅かされている
  • 会社に違法性が疑われるなどの問題がある場合。

これらの特徴はいわゆるブラック企業と呼ばれる企業の特徴になります。新卒の方が特に注意しなければならないのは、「明らかな長時間労働」や「職場でのいじめやハラスメントがある」の項目です。新卒の場合は会社側に不信感や不満を感じ始めても十分に意見を言えず、言っても受け入れられないことがあります。

長い労働時間と心身的なストレスが重なると、うつ病などの病気にかかってします危険性もあります。健康の危険性を伴う働き方をしいられる場合は早めに退職の判断した方がいいでしょう。

辞めない方がいい場合とは?|続けるメリット

精神的な負担が大きいのはしんどいことですが、辞めない方がいい場合もあります。

もちろん、上記のような問題が見られる場合は退職を考えるべきですが、仕事内容への不満や、人間関係の不満でも何かしらの解決策が考えられるものや、単に面白くないからやめると言ったマイナス思考の退職を考えている場合には、対策を考え、続けた方がいい場合もあります。

何より、仕事を続けるメリットは、自分にスキルが身に付くことです。その業種や業界で身に付けることのできるのスキルを身につけた経験は、今後の人生や転職の時に役に立ってくるでしょう。

どの仕事をしても明るい部分と暗い部分があります。仕事が面白くないからとい言って辞めてしまうと、次の仕事についても面白くない部分に目を当ててしい、どんどん転職を繰り返してしますことも考えられます。周りの人に相談するなどして、解決できる問題はできるだけ解決しましょう。

新卒で会社を辞めた後のキャリアとは?

どうしても今の会社に耐えることができず、会社を辞める選択をした場合、その後のキャリアがどうなるのか気になりますよね。

第二新卒枠での転職が成功しやすい人の特徴として

  • 辞めた理由が明確になっている
  • 志望動機が明確な人
  • 転職を前向きに考えられる人
  • 営業経験があるひと
  • 転職エージェントのなどのアドバイスを素直に受け入れられる人

などがあります。総じて転職することを前向きにとらえられると、うまく行きやすいです。

仕事内容や企業の方向性に疑問を持ち転職した場合、全く違う業界や分野の企業を見てみることで、自分のやる気がでる企業に出会えるかもしれません。入社して数ヶ月であれば第二新卒枠としての採用を行なっている企業もたくさんあるので、広い視野を持って転職活動をして見ましょう。

転職活動の時に、なぜ前職を辞めたのか。と聞かれることもあるかあもしれませんが、上記のようないわゆるブラック企業の特徴を述べ、その中でも学んだスキル、転職先の会社に入ってどう貢献してきたいのかを話すことで、理解してもらえることでしょう。

新卒で入社した会社を早く辞めてしまうことはマイナスの要素ばかりではありません。それをバネにして、次に同じ失敗を繰り返さないための教訓にできればいいのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

会社の労働環境に潰されそうになったり、人間関係で悩んだりという問題は、新卒社員のによく起こることです。

明らかな労働条件の違反や、心身にストレスがかかって精神的に病気になるまで働くことは問題なので、退職という選択肢を選ぶこともあるでしょう。もし会社に残って経験やスキルを身に付ける決断をしたのであれば、それなりの覚悟を持って取り組む必要があるでしょう。

何かの問題に当たった時、感情的になって判断を急ぐのではなく、冷静になって原因や解決策を考えることが大切です。辞めるも続けるもどちらが正解ではありません。自分で判断できない時は、周りの人に相談しましょう。自分の話を聞いてもらうだけでも考えが整理されて冷静になるかもしれません。