【目標設定】好きなことで生きていくよりも大切な目標設定と生き方

2020年6月3日

今回は「好きなことで生きていくよりも大切な生き方」と言うテーマで書きます。

いかにもありがちなテーマですが、これは、出版業界の生きる伝説といわれる長倉健太さんや、大阪のとある経営者の方から教わった考え方です。

ぼんやりと「サラリーマンになりたくない」「社会のレールに運ばれるだけはいやだ」と考えている人はぜひ読んでもらいたいです。

好きなことは変わる

伝えたいことは、「好きなことは変わる」ということです。

極端な話をすると、「子供の頃、好きだった人形遊びやおもちゃなど」今でも好きでしょうか?

近い過去で考えても「好きな食べ物」「好きな番組」「好きな芸人」など。

基本的に好きな物は移り変わります。

好きなことも将来の目標も基本的に変わる

これは将来の目標に置き換えても同じです。

出会う環境、人、テレビ番組、ニュース。

人の目標は、日々接する物によって移り変わっていきます。

「まさか1年後にこんなことんなっていると思ってもいなかった」と言う言葉を聞くこともあると思います。

まさに、1年後に何をしてるかなんて誰にもわからないことなのです。

変わるものより変わらないものを見つける

いつかは変わる目標だけを追いかけるのが悪い訳ではありません。

ただ、立てる目標を「変わってしまう」ものだけを持っている状態はもったいないです。

むしろ、「変わってしまう目標」はもっと大切な目標を達成するための手段として捉える必要があります。

ここからは、本当に大切な「目標の決め方」についてお話します。

目指すべきは「どんな状態」になりたいか

わたしたちが目指すべきは「どんな状態になりたいか」です。

英語で書くと「To Be(どんな状態)」か「To Do(なにをしたいか)」ですね。

あなたが将来目指したい状態はどんなものでしょうか?

「家族と楽しく過ごしている」「休日は趣味を楽しむ」「経済的に自由」

あなたが心地いいと思える将来の状態をイメージし、それを目指すことが大切です。

好きなことは目的ではなく、手段

多くの人が、「やりたい(好きな)ことをやること」を目的としています。

これはもったいないことで、「やりたいことをしたら何になるの?」と言う問いに答えられないことが多いです。

「お金を稼いだら?100万円あったら?1億円あったら何したいの?」

僕はこう聞かれた時、自分の中に明確な答えがありませんでした。

これを読んでくださっているあなたは、「今後もブレない明確な答え」がありますでしょうか?

なりたい状態が決まれば、全てが過程になる

一方、「なりたい状態」を決めること、「やりたいこと」は全て手段になります。

「家族と楽しく過ごしたい」としましょう。

「お金を稼ぐこと」「時間の自由を手に入れようとすること」「趣味をみつける」

これらは、家族と楽しく過ごしたいという目的のための「手段」ですよね。

  • 家族と楽しく過ごすために、お金を稼ぐ
  • 家族と楽しく過ごすために、時間の自由を手に入れる
  • 家族や子供と趣味を楽しむために、趣味をみつける

など、すべて一つの手段になります。

状態を決めるとモチベーションを保ちやすい

これまで、お金を稼ごうとしたり、新しいことをはじめようとした時

モチベーションが保てない

という経験はないでしょうか?

それは、本来手段であるべきものを目標としてしまっているからかもしれません。

「お金を稼いだあと、どうなりたいのか」を決めることができないため、

「稼いでも稼がなくてもいい」のです。

現状を変える負荷は大きい

現状を変えることは、想像以上に人に負荷をかけます。

あたらいいことに挑戦するのは人にとっては苦痛でしかありません。

どんな危険が待ち構えているのかわからない。

そんななか、「本来決めるべき明確な目的(なりたい状態)」を決めていなければ、

挑戦という苦痛を乗り越えてまで、何かを手にすることは難しいでしょう。

正しい目的は、人を動かす原動力

一方、正しい目的設定をすることで、「ネガティブなモチベーション」が働きます。

ネガティブなモチベーションとは「〜になりたくない」というモチベーションです。

「家族と幸せじゃない」という状態になりたい人はいないと思います。

人は、ネガティブな状態をできるだけ避けるように本能が働きます。

手段はネガティブなモチベーションとして弱い

「お金を稼ぎたい」や「自由な時間が欲しい」などを目的としてしまうとどうでしょう。

「お金は稼ぎたいけど、あればいいよね」

「自由な時間は欲しいけど、まあなくてもしかたない」

人によりますが、「状態」よりも弱い目的設定になってしまいます。

人が現状を変えるためには、弱い目的設定ではものたりません。

好きなことより、「なりたい状態」を考えよう

ここまで書いてきましたが、「好きなこと」よりも「なりたい状態」を決める大切さがわかっていただけましたでしょうか?

多くの人が見落としがちで、一部の成功者たちはできている「目標設定」の方法。

だれでも今すぐできるコツだと思うので、ぜひ実践してみてください。

「目標がきまらない」という悩みをすこしでも解決できたら嬉しいです。

では、また!