【他己分析】就活に効く!他己分析の方法と3つのポイント

2020年6月1日

自分で自己分析をしたけど、周りの人からの意見も欲しいなー。

こんな悩みを解決します。

みなさんは他己分析をご存知でしょうか?

この記事では他己分析の効果的な方法についてご紹介します。ポイントを押さえた他己分析で自分を客観的に把握して、納得感のある就活にしていきましょう。

他己分析って?

皆さんは他己分析をご存知でしょうか?就活を始めると「とりあえず自己分析を始める」という就活生が多いと思いますが、自分を分析する上で主観的な分析だけでは不十分です。

なぜなら、「自分」とは、「自分(主観)」と「相手(客観)」によって認識されるものだからです。自分の過去から今の価値観をアウトプットする自己分析とは別に「他人からどう見えている・見えていたのか」を分析する他己分析をすることで自分が気づいていない自分を見つけることができます。

他己分析のメリットと目的

他己分析をすることによって客観的な視点を得ることができます。ここで得られるメリットと目的は、

  • 自分では気がつかない自分の「強み」を知ることができる
  • 自分では気がつかない「短所」を知り、改善できる
  • 客観的な意見を得ることで、説得力が増す

です。他己分析をすることにより、「あなたは周りからみてどんな人ですか?」などの質問に対し、

「自分は〇〇という性格です。私の周りの人に〇〇ぽいねと言われます」など客観的な意見を話すことができるようになり、自己PRなどに役立ちます。

また、自己分析の結果が主観的なものになりすぎると、途中で詰まってしまいます。ぜひ、周りの方に協力してもらって他己分析をしてみましょう!

他己分析の際に聞くべきポイント

ここからは、他己分析の際にチェックするべきポイントについてご紹介します。

無闇に聞き出そうとしても、効率が悪い他己分析になってしまいます。

ここから解説するポイントを基本として、

自分で聞きたい質問をカスタマイズしてみてください。

①自分の長所は何か?

1つ目は、自分の長所を聞く質問です。長所を聞く理由としては、自分が思っている長所と他己分析をお願いした人があなたに感じている長所には違いがある可能性があるからです。

例えば、「〇〇さんって気が利くよね!」と言われて、自分では普通だと思っていたことが、相手からは「気が利く人」という認識になっていたんだと気づくことはありませんか?

自分が気づいてなかった長所を自覚することで、エントリーシートや面接で伝えることができるアピールポイントが増えます。

②自分の短所は何か?

2つ目は、自分の短所を聞く質問です。①同様、自分が思っている短所と他己分析をお願いした人があなたに感じている短所には違いがある可能性があるからです。

他己分析によって自分の持っている短所と、他人の思っている短所が違うと、そこは大きな改善点となります。

改善策を事前に考えておくことで、ESや面接で短所を聞かれた時に、自分の短所とその改善のために行なっている行動を説明することができます。

③自分の第一印象はどうだったか?

3つ目の質問は、自分の第一印象を聞く質問です。これは、仲の良い親友と出会って日が浅い人やOB訪問する方に聞いてみるのがいいでしょう。

あなたが面接で対面する採用担当者は、ほとんどの場合初対面であるはずです。人間の印象は出会ってから数秒で決まってしまうと言われています。

初対面で相手に与えている印象を把握して、もし印象があまり良くないのであれば、どうすれば改善できるのか考えてみましょう!

ちなみに、人の第一印象を決める大きな要素は、「声」と「表情」です。

ハキハキとした声と明るい表情を心がけるだけでかなり第一印象がよくなります。これは「メラビアンの法則」と呼ばれており、コミュニケーションの超基本です!ぜひ、試してみてください。

そのほかにも

  • 自分はどんな性格か
  • 他人に紹介する時はどのように話す(紹介する)か
  • 尊敬できる点はあるか
  • どのような仕事が向いていそうか
  • 印象に残っているエピソードは?

など、の質問をしてみるといいかもしれません!

他己分析で話を聞くときのポイント

他己分析の目的と方法がわかったところで、

他己分析をする際のポイントについてご紹介します!

他己分析をする時に、多くの人がやりがちなことをまとめました。

意識してみてくださいね!

①相手が言うことを否定しない

他己分析では自分の長所だけでなく、短所を指摘されることがあります。もしかしたらその指摘に納得がいかず、反論したい気持ちになるかもしれません。

しかし、他己分析を手伝ってくれている相手の方は、あなたを否定してくて短所を指摘している訳ではありません。あなたのためを思って、厳しい意見も言ってくれているのです。

素直に受け止めて、改善していけるようにしましょう。

②様々な人に他己分析をお願いする

他己分析は身近な人だけでなく、様々な距離感の人に聞くことで効果が発揮できます。特に第一印象を知るためには、そこまで関係が深くない人や、初めて会った人に尋ねるのが効果的でしょう。

初めて会った人に聞くのは気が引ける…という方は、就活のマッチングサービスを使ってみましょう!「Matcher」などのサービスでは、様々な会社の社会人が面談をしてくれます。

他己分析したいのでお願いします!といえばしてくれる方がたくさんいらっしゃると思いますよ!

③長所や短所について、具体的なエピソードを聞く

他己分析で教えてもらった自分の特徴について、具体的なエピソードを聞いておくようにしましょう!エピソードを交えて長所と短所を理解することで、ESや面接で伝えることができるようになります。具体的には

  1. あなたの長所・短所がでた場面
  2. ‌その時のあなたの行動
  3. その結果どうなったか

この流れで聞いておけば、ESや面接でエピソードとして説明しやすくなるでしょう。

自己分析に有効活用しよう!

いかがだったでしょうか?

自己分析をするにあたって、客観的な意見を取り入れることで、新しい自分に気づくことは意味のあることです。

話の説得力が増し、自分の短所の改善にも活かせたりと、いいことばかりです。

ぜひ、他己分析をして、就職活動に活かしましょう!

ちなみに、自己分析の方法については下の記事にまとめています。ぜひ参考にしてみてください!

▼自己分析の進め方とコツについてはこちら!

【自己分析のコツ!】自己分析を効率的に進める、3つのコツ!

あなたの就活がうまくいくことを祈っています!