体育会系就活生が就活で持たないとマズイ3つのマインド
『体育会系の学生は就活に有利だよ!』大学の部活の勧誘や、就活を始めた頃によく聞くことばです。
しかし、体育会系の部活に入っているだけで本当に就活に有利なのでしょうか?この記事をみているあなたは、
- 『体育会系だからと言って何が有利なのかわからない。』
- 『体育会系だけど、就活不安しかない…』
という悩みを抱えているのではないでしょうか?
安心してください。体育科系の部活に所属していた経験は就活に必ず有利に働きます。ただし、「ある条件を満たせば」の話です。
この記事では、就活を有利に進める条件と具体的なテクニックを書きます。
ここに書いていることを実践すれば、あなたも自分の経験を最大限生かした就職活動を進めることができます!
体育会系学生は本当に就活に有利なのかー人事の意見ー
いろいろな業界の人事にインタビューした「体育会系学生は就活に有利なのか」についてをまとめました。詳しくはリンク先の記事の書いているので一読してみてください。
体育会系学生が就活に『有利』と言われる理由
- ストレス耐性
- リーダーシップ
- 自分の分析力
- 協調性
- 無形商材をうる人間力
- 分業化された組織での経験
体育会系学生が就活に『不利』と言われる理由
- 自分の経験を言語化できない
- 体育会系はだという慢心
- コミュニティが狭くなりがち
- 情報量が少ない
- 視野が狭い
インタビューの中では、「体育会系学生である」というブランドが有利にはたらく事もあれば、不利に働くことがある事もわかりました。
学生のみなさんがするべきことは、「不利に働いてしまう」条件を理解して、それを改善することです。
体育会系学生に対してぶっちゃけの印象
上記のインタビュー記事とは別に、もっと深掘った「ぶっちゃけ体育会系の学生ってどうなの?」という質問を投げかけると、かなり生々しい回答も得られました。
プラスの印象
- 負けた経験もあり、勝利は努力しなければ手に入らないことを知っている
- 入社後研修で育ちにくい能力(リーダーシップ・フォロワーシッップ・ストレス耐性)に期待でる
- 自分や組織の課題を見つけ、改善する経験をしていることが多い
本気で何かに取り組んだ経験を評価してくれる人事も多いようです。
「本気で勝つために努力した経験のある学生は少なからず負けた経験もあるため、勝利は努力しなければ手に入らないことを知っている。努力して何かを乗り越えた経験は大きい。」
人材系企業 人事
「毎年入社後の研修を行なっているが、学生主体のプログラムを組むと、体育会系学生とそうでない学生には差が出る傾向があります。主体性やリーダーシップをとる学生は体育会系学生であることが多い。主体的に考えて、プログラムに取り組む姿勢は、部活の中で身についてるのだと感心します。」
人材系ベンチャー企業 人事
体育会学生は「努力すること」「主体性」「リーダーシップ」という観点で評価されているようです。意識せずとも実践できるよう、部活の中でも自分を磨いておきたいものですね。
マイナスの印象
- 本当に使える人材は一部しかいないと割り切っている
- 何も考えずにスポーツに打ち込んでいた人が多い
- 体育会系の部活に所属していたという謎の自信は意味がない
「合同説明会に参加するが、ぶっちゃけ、本当に使える人材は一部しかいないと割り切っている。体育会系学生と言っても、何も考えずにスポーツに打ち込んでい学生も多いため、「体育会系の部活に入っていた」というだけでは特別に評価していない。また、何も考えていなかった学生ほど、「自分は体育会系学生だ」という謎の自信を持っていて、
採用する気にはなれない。」
金融系 人事
これはかなり生々しい意見ですね。人事と言えど、大学生活や部活、就職活動を経験してきています。
大学生が何を考えて大学生活をしてきたか。体育会系の部活内の温度感の差。就職活動の時にアピールすべきポイントなど、百も承知の上です。
小手先の肩書きや、テクニックだけで内定をもらえるほど就活は甘くないということですね。
企業が学生に求めるものとは
インタビューの中で、企業側が学生に求めるスキルとして
- 「主体性」
- 「コミュニケーション能力」
- 「実行力」
があげられました。
最近の学生には全般に「主体性」が足りなく、能力面では「既存の価値観に囚われない発想ができる創造力」が足りない。新卒採用をするのは
『社内に新しい風をふかせたい』という理由もある。もっとガツガツと攻撃力のある学生が増えてほしい。
ベンチャー企業 人事
こちらの意見にあるように、「どうしてこの会社は新卒採用をしているのか」という視点から考えてもいいかもしれません。
普通に考えれば、最初から能力のある中途の転職者を集めた方が会社としての売り上げには繋がりそうですよね。なぜあえて真っ白な学生を採用するのか。
自分が仲間を集める時にあえて、何もできない人を集めるとしたらどんな人を集めるか。考えてみると面白いかもしれません。
体育会系学生は就活を有利にできる
人事のインタビュー記事からわかることは、体育会系学生は就活を「有利にできます。」
ただし、「有利です。」ではありません。「有利にできます。」です。
なぜなら、社会や企業の組織図は、部活の組織図と似ているからです。
PDCAを回すこと、上下関係、分業化された仕事、全員が同じ目標に向かっていくこと。
これらを学生時代に、「主体的」に経験していることは、大きな財産であり、企業からも評価されます。
持つべき3つのマインド
このことからわかる「就活生が持つべき3つのマインド」は、
- 学生生活で、求められる脳力を伸ばす
- 言語化できるようにする
- 情報を取りにいくこと
です。
学生生活で、求められる脳力を伸ばす
求められる能力とは、「主体性」「コミュニケーション能力」「実行力」です。これらの能力が求められるということを理解した上で、日々の部活や学校生活に臨むことで、自然とその能力がついてきます。
具体的には、「部活で課題に思っている部分を解決しようとしてみる」「やる気のない部員に声をかけてあげる」「解決方法を考えて、ちょっとずつ試してみる」などです。
日々の生活には、成長できるチャンスがいっぱい転がっています。
この記事を読んだあなたは、今この瞬間から周りに転がっている成長のチャンスを解決しようとしてみてください。
言語化できるようにする
毎日の成長のチャンスを見つけられるようになったら、次は自分の行動を言語化できるようになることです。
就職活動では避けて通れない「面接」。面接ではあなたのことを「言葉で」伝えなければなりません。
あなたが何を考え、どう行動したのかを面接官に伝えられるよう、1つ1つの行動に意味を持たせて、言葉にできるようにしましょう。
「とは言っても難しい…」という方は、次の記事を読んでみてください。
エージェントに相談するのも1つの手
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