30代で実務未経験からエンジニアに転職する為に、受け入れるべき3つのこと

「30代でも、本当に未経験からエンジニアになれるのかな…」

「30代で、未経験からエンジニアになった人はどうやってなったのかな?」

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そんな悩みを解決するために、この記事では30代で実務経験のない人がエンジニアとして転職するために、

受け入れるべき3つの心構えについて解説しています。

taka

実務経験のない30代がエンジニアとして転職するために、心得ておくべきことはたくさんあります。
ここでは、大手プログラミングスクールに勤める筆者の経験から、その中でも大事な3つのことに絞って、ポイントを解説します。

受け入れるべき3つのこと

エンジニアとして実務経験のない方が、30代からエンジニアを目指すにはたくさんの障壁があります。

ここでは、それらの障壁を乗り越えるために、3つ大切な受け入れるべきことを解説します。

1.年齢は不利になる

まず、年齢は100%不利になります。

同じスキルセットを持っている、20代と30代がいれば、100%の確率で20代の方が採用されます。

私は、プログラミングスクールの卒業生を、企業にご紹介する業務にも携わっています。

求人票を作ったりもするのですが、多くの企業に言われるのが、年齢です。

多くの企業が、年齢を29歳以下と指定します。

実務未経験のエンジニアを雇うとなると、教育コストがかかります。

30歳以上の人をわざわざコストを掛けてまで、採用しようとする企業は多くないのが実情です。

みなさんならどちらを採用しますか?

もしあなたが企業の採用担当者なら、どちらの方を採用しますか?

・Aさん:27歳高卒。18歳から2社で営業の経験がある。技術力は、未経験にしてはよくできるくらい。

・Bさん:32歳高卒。18歳から2社で営業の経験がある。技術力は、未経験にしてはよくできるくらい。

年齢以外のスキルや人柄は全く同じと仮定してみてください。

十中八九、Aさんを採用するはずです。

これは、当たり前ですよね。年齢以外の条件が全く同じなら、Aさん一択です。

それでは、下記のような条件なら、皆さんはどちらを採用しますか?

・Aさん:27歳高卒。18歳から2社で営業の経験がある。技術力は、未経験にしてはよくできるくらい。

・Bさん:32歳高卒。18歳から2社で営業の経験がある。2社目では営業のリーダーをしており、5名の部下のマネジメント経験がある。技術力は、未経験にしてはかなりよくできる。

Bさんを選ぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際に私が担当していた企業で、上記のような候補者を2人ご紹介し、Bさんが選ばれたケースはあります。

しかし、その割合は非常に低いです。

私の肌感ではありますが、

Aさん・Bさんが採用枠1名の企業に、同時に10社応募した場合、

Bさんが選ばれる割合は2割ほどでした。

Bさんのマネジメントの経験を評価して、Bさんを採用してくれる企業もたしかにありましたが、

多くの企業はAさんを採用していました。

ぷちまとめ

実務未経験エンジニアの転職市場においては、

年齢 > これまでの職歴

のほうが圧倒的に評価されます。

業務内容に直接的にかかわるような職歴があればもちろん話は変わってきますが、

営業などの職歴がそのまま、エンジニアとしての仕事に直接的に関わることは多くないので、

このような評価をなされてしまいます。

実務未経験のエンジニアにおいて、非常に大事な評価基準の1つは、年齢の若さです

2.年収は低くなる

次に、実務経験のない30代の方がエンジニアとして転職したときの、年収について解説します。

結論からお話すると、

  • 関西圏では250万円〜300万円
  • 関東圏では300万円〜350万円

くらいが相場となります。

20代の方でも、30代の方でも、関係ありません。

下記は、20代、30代の年収の中央値です。

平均値だと、飛び抜けて年収の高い人や低い人に釣られてしまうので、中央値を示しています。

20代年収約300万円
30代年収約410万円

20代と30代の年収の中央値は、100万円以上の差があるのに、なぜ同じ年収になるのでしょうか。

エンジニアとしては0年生で一緒だから

今あなたが頂いている年収は、あなたがこれまで頑張ってきた成果です。

営業として頑張って年収を500万円もらっていようが、

飲食店の店長として、年収を1000万円もらっていようが、

エンジニアとしては0年目ですよね。

あたなが社会人1年目のときの年収を思い出してください。

年収は300万円もなかったのではないでしょうか。

なぜなら、何の経験もなく、教えてもらうことも多く、

即座に企業に利益をもたらせるほどのスキルがなかったからです。

高望みはしないでおきましょう

プログラミングスクールの受講生や、他の実務未経験エンジニアの方とお話していると、

「転職しても、今の給料と同じくらいの年収がほしい」

という方が、後を絶ちません。

今の年収が250万や300万で、同じ年収がほしいというならまだ叶いやすいです。

しかし、30代の方だと役職についていたりして、

400-500万円くらいの年収を手にされている方もいらっしゃいます。

その方たちが、エンジニアとして初年度からいきなりその額をもらうことは、

非常に困難です。理由はもうお分かりですよね。

これまで私がサポートしてきた中で、希望年収を400万円と伝えて、

お見送りになったケースは枚挙に暇がありません。

ぷちまとめ

30代の、実務経験のないエンジニアは年収が、

  • 関西圏では250万円〜300万円
  • 関東圏では300万円〜350万円

これくらいになります。

30代の方だと、今の年収と比べて下がってしまう方も多いでしょう。

ですが、この年収を受け入れなければ、エンジニアとして働くことは非常に難しいです。

今一度、この年収を受け入れられるかどうか、自問自答してください。

受け入れられないのであれば、現職に残ることも検討すべきです。

3.選考通過率は非常に低い

最後にお伝えしたいことは、選考の厳しさについてです。

30代の実務未経験エンジニアの選考通過率は非常に厳しいものになっています。

一般的な内定率

大手人材紹介会社のデータによると、一般的な30代の内定率は、5-10%くらいです。

つまり、10-20社に書類を提出すると、だいたい1-2社から内定を貰えるということです。

それぞれの通過率の目安は下記の通りです。

書類選考通過率30%〜50%
1次面接通過率30%〜50%
最終選考通過率50%
大手人材紹介会社のデータより

実務未経験の30代エンジニアの内定率

こちらは、私が働いている中で、個人的に集めたデータです。

あくまで目安なので、中には1社だけうけて、そこから内定をもらう方もいらっしゃるかと思います。

実務未経験の30代エンジニアの内定率は、1-3%くらいです。

つまり、100社に書類を出して、1-3社くらい内定を頂ける計算になります。

それぞれの通過率の目安は、下記の通りです。

書類通過率5%〜10%
1次面接通過率30%〜50%
最終面接通過率50%

とにかく書類選考通過率が低い

私がサポートしてきた中で、感じてることは、実務経験のない30代の方は、

とにかく書類選考通過率が異常に低いということです。

企業の人事担当者からすると、実務未経験のエンジニアの書類はそこまで大差がありません。

結局、エンジニアとしてのスキルがどれらいあるかなんて、

職務経歴書や履歴書からは判断しきれないからです。

どこで判断するかというと、学歴や年齢という、目に見えて分かる部分での判断になります。

その結果、書類選考通過率が異常に低くなるのです。

ぷちまとめ

  • 内定率は1〜3%。
  • 書類選考通過率は5〜10%

30代の実務経験のないエンジニアは、とにかく面接まで進むことが大変です。

20社に書類を出して、1社通過すれば上出来なので、その心づもりでとにかく大量にエントリーしましょう。

まとめ

下記3点を受け入れましょう。

  • 年齢は不利。20代と比べて多少経歴やスキルがあるくらいじゃ、年齢に負けてしまう。
  • 今の年収が、400-500万円くらいあっても、初年度の年収は300万円くらいになる。
  • 内定は狭き門。最低100社エントリーするつもりでいきましょう。

とにかく、スキルを高めて、たくさんの企業にエントリーしましょう。

年齢で不利な分は行動でカバーです。