【面接の第一印象】ベンチャー企業元人事が教える第一印象の作り方

2020年5月31日

人事はどんなところを見ているの?
面接の第一印象ってどうしたらよくなるの?

こんな疑問にお答えします。

就職活動における面接。結論から言うと、第一印象はとても大切です!

なぜなら人の印象は出会ってから3~5秒で決まり、それを覆すに約2時間かかると言われているからです。(メラビアンの法則)

もし、悪い第一印象を与えてしまった場合、面接の時間内にいい印象にするのは至難の技です。

この記事では、面接官側から見た「第一印象の重要性」と、「いい第一印象の与え方」についてまとめました。

この記事を読めば、面接の第一印象の作り方がわかります。

(※この記事は約10分で読み終わります。)

面接の第一印象はメラビアンの法則できまる

冒頭でもお伝えしましたが、『メラビアンの法則』というものがあります。

これはアメリカUCLA大学の心理学者/アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念で次のような特徴があります。

  • 人物の第一印象は初めて会った時の3〜5秒で決まる
  • 「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報55%
  • 「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報38%
  • 「言葉そのものの意味/話の内容等。」の言語情報7%

人の印象は出会った瞬間、ほぼ見た目で決まるということですね。

ちょっと悲しい法則ですが、男性女性問わず、ぱっと見清潔感のない人はあまり好かれないですよね。

やっぱり大切なのは第一印象。

メラビアンの法則が正しいと仮定すると、人は出会って3~5秒で人を判断することとなります。

どんなシーンでも第一印象が大事。それは面接も同じです。

自信を感じる良い姿勢、聞き取りやすい声と礼儀正しい挨拶は、相手を問わず良い印象を与えます。

あなたが面接官をするとして、どんな姿勢の学生がきたら「お、できそうなヤツがきた」と思うか想像してみてください。

見た目のポイントは『清潔感』

視覚情報から印象が決まってしまうことを考えると、見た目が大切です。

業界により基準も違いますが、基本的には清潔感があり、好感の持てる服装を心がけましょう。

外見で仕事をしている訳じゃないなどと思わず、面接の武器の1つとして使いましょう。

また、仕事のできる人は外見に気を使っていることが多いです。立場が上になればなるほど、「周囲からみられている」という意識を持っています。

もはや外見を整えることは逆の立場を考えて見れば当たり前の礼儀でしょう。

迷ったらスーツ/ジャケット/襟付きのシャツの3択

面接や説明会で「服装自由」と書かれていることありますよね。

ぶっちゃけ、筆者が就活生の時は、「服装指定してくれ…。」と心のそこから思ってました。が、今では正解はわかります。

  • スーツ
  • ジャケット
  • 襟付きのシャツ

の3択です。上から順に優先順位が高いです。

男性はジャケットが大切

スーツは男性の正装。次に重要なのがジャケットを羽織ることです。

個人的にスーツを販売している時に学んだことですが、男性のドレスコードと言われた時、その条件は「ジャケットを羽織ること」です。

女性は清潔感のある服装

女性の場合もスーツ襟付きのブラウスで問題ありません。

ジャケットがあればなお良いです。

スカートは膝丈くらいまで。スラックスはネイビーか黒の落ち着いた色味を選んでください。

間違っても胸元が大きく開いたシャツや穴あきのデニムは選ばないように。

私服を着たほうがいい場合

基本的には上記の基準で問題ないですが、逆に「スーツで行かない方が良い」というケースもあります。

それは、「私服での参加を強調されている」「アパレルなど私服のセンスが仕事に直結する業界」の2通りです。

私服での参加を強調されている

私服がを強調されている場合には、最低でも襟付きのシャツを切るようにしましょう。

男性は長ズボン、女性はスカートかスラックスが無難です。

私服を強調する企業は、普段通りのあなたをみて、会社にマッチするかを判断しようとしています。ミスマッチをなくすためにも、普段通りの服で綺麗めの物を選びましょう。

アパレルなどの私服のセンスが仕事に直結する

アパレルなどの場合は基本的にスーツで仕事をすることはありません。

お客様への提案やブランドイメージにあった服が似合うのかをみています。

そのブランドイメージにあった服を選ぶと良いでしょう。

「聴覚情報」も第一印象につかえる

メラビアンの法則からすると聴覚情報も第一印象の38%を占めます。

具体的には「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」です。

フリーアナウンサー魚住りえさんの著書『たった1日で声までよくなる話し方教科書』を参考にすると、

  • 「高い声×速く」→ 元気で明るい印象
  • 「高い声×ゆっくり」→ 優しく大らかな印象
  • 「低い声×速く」→ 仕事ができる印象
  • 「低い声×ゆっくり」→ 落ち着いた印象

といった印象になるそうです。

面接に置き換えてみると、面接で人事と初めて対面するときは元気で明るい印象(「高い声×速く」)を。話が進むにつれて仕事ができる印象(「低い声×速く」)に変えていく。

このようにシーンによって、伝えたい印象を意識し、声のトーンと早さを変えることができれば、よりあなたの魅力を伝えることができるかもしれません。

相手の目を見て話したほうがいいはウソ 

結論から言うと、目線を相手の目にロックするのはやめましょう

「相手の目をしっかりみて話しましょう」とは昔から言われることですが、目線を合わせることで少なからず相手に威圧感を与えてしまいます

基本的には視線は相手の目や鼻先にやわらかく向けながら、会話のところどころで視線を外すのが良いとのこと。

大切なのは「ちゃんと聞いていますよ」というシグナルを相手に送ることです。目線もうまく使いこなして行きましょう。

第一印象は「普通感覚」を大切に

体型に合っておらず、シワや汚れがひどいスーツ、ネクタイが締まりきっていないなどだらしない服装をしていると説得力に欠ける印象となってしまいます。

また、声が小さいと内気な印象、言葉遣いがあらいと性格に問題がありそう。などマイナスの印象を与えかねません。

第一印象をよくするためには「自分が人と出会った時、どのような第一印象であれば好感が持てるか」=「普通感覚」を基準に考える必要があります。

自分をいかにアピールするか。そのアピールを外見・声が後押ししてくれているか。

日頃の生活から気をつけて、自分の武器を増やしてみてはいかがでしょうか。

面接ではESで伝わってこない『魅力』が見たい

ポイントをまとめると

  • 第一印象は「視覚情報」が58%、「聴覚情報」が38%を占める
  • 服装の基本はスーツorジャケット
  • 声のトーンで印象は変わる

です。

一次の書類選考通過して面接となると、面接官の手元には履歴書や職務経歴書が届いていることになります。

つまり、対面で面接官が見たいのは、書類ではなく目の前にいる相手の魅力です。つまり面接では、書類では計ることのできない能力・魅力をいかにアピールするかがカギとなります。

第一印象をで不要なマイナス点をつけない

例えば、企業が抱えているだろう問題点を自分なりに想定して、「自分ならそれをこのように解決していけます。ESにも記載してある経験を応用して貴社の問題解決に役立てられると思います。」などのアピールは有効かもしれません。

しかし、どれだけ自信を持って受け答えできたとしても第一印象が悪ければせっかくの魅力が十分伝わりません。

自分のやってきたことに自身がある人もない人も、最低限見た目は整えましょう。

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第一印象をよくする方法はわかったけど、大人にみてもらわないと自分がいいのか悪いのかわからないよな…。

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